窓辺の机

窓辺の机から世界を夢想

ゴルバチョフ逝く

ゴルバチョフ元大統領が亡くなった。その後の過酷な経歴と年齢を考えると、ずいぶん長生きをされたと思うが、親しくしていた人が示唆したように、今のロシアに絶望して生きる気力を失ったのではないか。 悔しかったろうと思う。ペレストロイカとグラスノスチ…

戦争 ―「 過ち」とは?

ウクライナの戦争も半年になり、世界も人々もだいぶ麻痺してきた。 始まったころは、戦争というものがいかに悲惨で許せないものか、テレビの生の映像を見せつけられ、実感した (それでも、もっと悲惨で残酷な現場や遺体は放映されなかった)。私たちは戦争と…

ウクライナ戦争の行方

ウクライナの現状 侵攻から半年になるが、ウクライナとそれをめぐる国際情勢は基本的に変わらない。 戦況は、ロシアがキーウ攻略から目標を下方修正していらい、東部と南部の制圧に集中、ウクライナは欧米から武器支援をうけながら抵抗し、持ちこたえている…

歴史 ― それは「過ぎたこと」ではない

自分が生きてきた時代とはどのようなものだったか、それを「世界」から、また日本という国からも、見ておきたい。それはもう「過ぎたこと」ではある。でも過ぎたことは、過ぎたからこそ変わることのない真実として、そこにある。それは、終わってから初めて…

ロシア軍の失敗の本質

・Newsweek:グレン・カール:「ウクライナで苦戦するロシア軍、その失敗の本質」 (2022.5.21) 以下、その要約。 ・民間人を標的とするのはロシア軍の伝統的ドクトリン。・チチェン、シリアでは、爆撃で民間人もろとも都市を破壊するという手法が成功。・電…

冷戦、再び

冷戦中、冷戦後と、西側で中立的立場を貫いてきた北欧の2か国がNATOへの加入を申請した。ロシアと国境を接するフィンランドは、ロシアを警戒しつつもそれなりの関係も維持してきたが、完全に背を向けた。スウェーデンは2世紀におよぶ中立を転換した。(二…