窓辺の机

窓辺の机から世界を夢想

司馬さんのロシア論

勢古浩爾さん(『定年後』シリーズでファンだったが)の『バイデン発言はなぜ批判される? 素人にはなにが悪いかわからない』(2022.4.6;JBpress)を読んで、賛成! 痛快!と思ったのだが、『ロシアの暴虐に見る精神と歴史の闇』(2022.5.4;JBpress)も、…

「誰の」戦争か

プーチン政権の支持率が8割を超えたとのこと。✻1. この数字は国民にも公表されたのだろう。つまりウクライナ侵攻は、単なる”プーチンの戦争”ではなく、国民の圧倒的多数が支持する「ロシアの戦争」になってしまったわけである。その責任は国民も背負う、と…

”プロパガンダ” vs ”プロパガンダ” ― どちらが正しい?

対立している両方が、「向こうは(誤った)プロパガンダに染まっている」と言っている。こうなると、どちらが正しいのか(真実に近いのか)、どう判断したらいいのか分からなくなってくる。 でもそれを判断できる条件が一つある。それは「言論の自由」がある…

核で恫喝する常任理事国

ウクライナ戦争の悲劇的な現状は、核をもつ常任理事国の暴走を世界が止めることができない、ということだ。 プーチン政権は核で恫喝している。バイデンのアメリカは早々と非戦を宣言してしまい、欧州も恐る恐る武器援助をするまでだ。 核を持たない非常任理…